FAQ
よくある質問
ログハウスは、木材を使った断熱性の高い構造物であり、外気からの熱の侵入を抑えることができます。また、木材自体が調湿効果があるため、湿気の多い環境でも快適に過ごすことができます。そのため、サウナの熱環境を作り出す上でも有用であり、ログハウス建築がサウナの建築に適している理由の1つとなっています。
また、ログハウス建築は、木材の香りや質感が自然であることから、サウナの内装としても人気があります。サウナには、熱によって蒸発した水蒸気が壁や天井に付着して、湿度を上げる効果がありますが、木材の調湿効果によって、湿度を調整しやすい環境が作り出せます。
このように、ログハウス建築はサウナに適した特性を持っており、木の温もりと湿度の調整が自然に行えるため、サウナにとって理想的な建築と言えます。
ログハウスはメンテナンスフリーの建物ではありません。建物完成後約2年間はログハウス独特のセトリングという乾燥収縮、沈み込みの現象が起きます。この期間はボルトの増し締め、建具の調整などが必要になります。またセトリング終了後も再塗装や割れが入ったところをコーキングするなどのメンテナンスが必要です。適切にメンテナンスしていけば、 合板や接着剤の使用が少量で済み、ログハウスの寿命はとても長くなります。
木の乾燥収縮とログ壁の自重により壁の高さが下がることで、元々のログ材の乾燥度合、樹種などにより異なりますが通常は約2年程で納まります。最初の冬で材料が一番乾燥するので、大きく進行します。生木のまま建てるハンドカットログハウスの方がマシンカットよりもセトリングの度合いは大きいです。
バギッと音がすることがありますが、驚かないでください。
ハンドカットは、職人の手で加工した丸太をそのまま使用するダイナミックな迫力ある造形です。ハンドカットのログハウスにしか出せない魅力があり、その雰囲気は唯一無二のものです。また、ハンドカットは工場加工できないため、原木から職人が経験に基づいて加工します。生木を扱う為、セトリングを想定しながら加工しますが、数値化できない分隙間が出やすい材となります。
一方、マシンカットとは機械で均一に製材したログ材を使用します。木の持つその魅力を残しつつも、壁面に丸太の凹凸がなくスタイリッシュな仕上がりとなり、壁面凹凸の少ない分、家具と壁の間に無駄なスペースがなくスッキリ納まります。
マシンカットの方が、数値に基づいてある程度工場で乾燥させた木材を加工するので隙間が出にくい材となります。
室内の広さとストーブの能力と開口部(窓や扉)の大きさによって変わりますが、9㎡のサウナ室に対してMOKI社のMS-70ゲージタイプですと100度まで上がります。ログハウスは建物全体が保熱してくれるのでじんわりとした温もりが続きます。
はい、できます。ウィスキングで水を大量に使う場合は、通常の床を張ってウィスキングを行うと水分で床が傷む場合があります。床をスノコ状にする工事も承っておりますので、お好きなサウナスタイルをご相談下さい。
サウナストーンの積載量が多いほど、サウナ室の温度は上昇しやすくなります。これは、サウナストーンは高い熱容量を持ち、加熱されると蓄えた熱を放出しやすいためです。積載量が多いほど、サウナストーンの表面積が増え、その表面から放出される熱の量も増えるため、サウナ室の温度が高くなります。
ただし、サウナ室の温度はストーブの加熱能力やサウナ室の大きさ、換気の状態など、様々な要因に影響されます。そのため、サウナストーンの積載量が高くても、これらの要因によっては温度が上がらない場合もあります。
直径15cm〜20cmの丸太を使用します。また、丸太の厚みがそのまま断熱効果を生みます。
はい。国産材を使い、長野県信濃町でログビルダーが1棟づつ手で加工しています。作業場の見学も可能です。
はい、使えます。寒冷地では雪で煙突が曲がらないように屋根の形状に注意したり、雪が落ちてこない方向に煙突を設置します。
天井には断熱材を入れますが、丸太そのものが保温、調湿効果の役割を持っているのでログ壁・床には入っておりません。ログが重なる隙間にはチンク材を入れます。壁が厚ければ厚い程断熱効果は高いです。一般的に日本の気候では90mm以上、寒冷地では110mm以上が望ましいと言われています。しぇろくまサウナでは直径15cm~20cmの丸太を使用します。
はい、可能です。塗装はセルフでやる方もいらっしゃいます。
施工、電気工事、造成等はお客様ご自身での手配も可能です。
はい。造成も可能です。但し、地域により出張費が別途必要になります。また、造成、基礎はお客様ご自身での手配も可能です。
ご契約から約1〜2ヶ月が目安です。冬期は、天候状況により納期が伸びる場合があります。丸太の伐採時期にもよりますので、お早めにご相談ください。
関東甲信越~中部エリアを中心に施工しておりますが、その他の地域も是非ご相談ください。
はい。可能です。窓はFIXのペアガラスを使用します。窓が大きい場合、窓ガラスから室内外へ熱が伝わりやすくなるため、断熱性能が下がり室内の保温性は劣りますので、ストーブの熱量が高いものを入れることをオススメします。
はい可能です。薪ストーブ、電気ストーブいずれも持ち込み可能です。取付可能か確認するのでご相談ください
単相200Vの場合、分電盤内に200V用のサウナ専用ブレーカーを設置する工事が必要になります。ご相談ください。
独自のメンテナンス保証制度はなく、都度ご相談頂く形を取っております。
延床10㎡以下の建物は一般的には建築確認が不要ですが、地域によって届け出が必要な場合がありますので、建築地の市区町村の建設課などへお問い合わせください。
在庫はございません。一点ずつオーダーを受けてから加工しております。
長野県信濃町に見学可能なサウナ(しぇろくまサウナ)と、ログ加工の作業場があります。
また、信濃町には他サウナ施設もありますのでサウナツアーにお越しください。
はい、可能です。ぜひDIYに挑戦して下さい。